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辺境に住む津軽カモメがつづる なんか現実的な戯言
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ついに最終巻となった空鐘。
前の巻で最終予告がされたときは、はっきり言ってまとめられるのか不安感がありましたが、とても上手く描かれていて感嘆しました。
登場人物が魅力的――――それも、主人公脇役全ての人物が生き生きと動き回る様は、読んでいて飽きを感じさせません。それだけに、この最終巻だけで彼らを描ききるのは少々難しい、と思っていたのですが。
下手に盛り上げようとはせず、彼らが辿る道を無難に書き上げています。
メビウスやシズヤなどの“敵陣営”にしてみても、根っからの悪とは言えないものですし、作中で死んでいったリーブルマンは最も人間らしかったと思います。
理想があり力もあるフェリオ達との対比で、愚かさが際立った研究者。彼にも少しばかりの救いが欲しかったですね。あとバニッシュにも。
さて、最終巻ということで一番頑張ったのは、フェリオ率いる主人公組でもなく、我らが道化、パンプキンが率いるビジター組でした。
完全に主人公を取って食っちゃってます。
カトルとパンプキン、この二人がメインと言っても過言ではないでしょう。
肝心のフェリオ、リセリナ、ウルクの三角関係については、えらくあっさりとした決着になってしまいしたが、これはこれでいいかと。
最終巻でドロドロの愛憎劇を展開して、フェリオが刺されて死んだ、なんて衝撃的なラストではなかったので一安心。

エピローグは王道です。
イリスはやっぱりツンデレでした。
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